一気に気温が下がり、東京では11月に雪が降るという寒さの中
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回はタッチペンのすすめ、と言う事で過去最高に地味な回になりそうですので
期待しててください。
中古車に新たな顔ぶれが入りました。
スバル インプレッサSPORT 2.0iです。
内外装に目立って大きな傷もなく、前オーナー様が大切に乗られていた
印象のある1台ですが、走行距離が8万キロ台なので・・・。
フロントをよーく見ると・・・。
ありました飛び石跡が。
ボンネットの部分に塗装がはがれて錆が出ている部分があります。
大きさは2〜3ミリといったところでしょうか?
本格的に直すならもちろん板金塗装がいいんですが、
今回はお手軽に直せるタッチペンで補修してみましょう。
おそらく傷の状態はこんな感じだと思います。
手軽にぱぱっと塗るとおそらくこんな感じに仕上がると思うのですが、
この状態だと塗装も盛り上がりいかにも「手軽に塗ったなぁ」という
良くない印象を受けるので、
今回はこの状態を狙いたいと思います。
使用するタチアップペイントはこれ。
ホワイトパールは2本必要なんです。
1本735円(税込み)なので2本で1470円ナリ。
白を表現する「カラーベース」とホワイトパールのキラキラを表現する
「マイカベース」に分かれています。
ちなみに「マイカベース」の中身はこんな感じ。
キラキラが入った半透明の液状の塗料です。
ではいよいよ塗るよ!とその前に少し準備が必要です。
まず塗る前にボディ側をきれいにします。
そしてタッチペンの容器をシャカシャカ振ってください。
しばらくすると中に入っている攪拌用の玉がカチカチと音を立て始めます。
この音が出ても振るのを止めないでください。
音が鳴り始めても約1分振り続けてください。
そうする事で沈殿した成分も攪拌され、より車体の塗装に近い色が出ます。
これ豆知識です。
今度こそ塗るよ。
しっかり振ったタッチペンのフタを開けると中に筆が入っています。
そのまま取り出すとこんな感じです。
でもこのままでは筆に付いた塗料が多すぎるので上手く塗れません。
たれ落ちる余分な塗料を取り除きこんな感じにします。
あとは画狂老人葛飾北斎や鬼才伊藤若冲にでもなったつもりで
えいやっ!
という訳で塗装がはがれた部分だけを塗ったのですが、
残念な事に周りの塗装部分に「もらい錆」が発生していました。
ステンレスの流し台の上に錆びやすい物を置いておくと、
ステンレスは錆びてないのに錆びの色が移るアレです。
この状態では色を塗ったにも関わらず仕上がりはイマイチなので、
生き残った塗装の「もらい錆」部分にも色を塗ることにしました。
えいやっ!
と出来上がったのがこの状態です。
今回ははがれた塗装部分だけを補修するのではなく、
生き残った塗装部分にもタッチアップを行うという
イレギュラーなものでしたが、傷跡はほぼ見えなくなり成功ではないでしょうか?
「見えにくいのはカメラのオートホワイトバランスのせいだと思うよ」
なんだってー!?
タッチアップの仕上がりは現車で確認していただくとして、
今回入ったインプレッサ2.0i 2WDがこちら。
平成24年式で走行距離 88,006kmですが、
カロッツェリアサイバーナビやバックカメラにETC、
そして車検整備渡しで諸費用込みの店頭価格1,329,483円です。
内容が濃いのが特徴です。
タイミングチェーン方式のエンジンなのでまだ乗れるんじゃないかと思います。
お手頃価格なのでぜひ一度店頭でお確かめ下さい。
その他の在庫は下の画像をクリックしてお確かめ下さい。