皆さん中古車を選ぶ上で必ず気になるポイントは

「修復暦」ではないでしょうか？

修復暦って・・・よくわからないので嫌ですよね。

「修復暦って要は事故車でしょ？」「直した所が原因で故障するのでは？」

なんて思ってしまいますよね。

新車ではありませんのでとっても心配だと思います。

でもうまく付き合えば修復暦も悪くないという事をご存知でしょうか？

今回はそんな修復暦について見てみましょう。

現在展示場にあるこのステラカスタム。

正直に言います。修復暦車です。

かっこいい軽自動車なのに修復暦、もったいないですよね。

で、問題の修復暦箇所がこの後ろ側。

修理の際交換した部品はリヤゲートドア

（荷室に荷物を積む際に開け閉めする扉部分です。）と

リヤバンパー（リヤゲートドアの下側の部品で、

ナンバープレートが付いている左右に大きな部品です。）

とても大きな部品を２つも交換したので当然修復暦！って思いますよね。

でも実はこの２点の部品交換だけなら修復暦にはならないのです。

修復暦には細かい基準が定められており内容をお伝えするのが難しいのですが、

簡単に言うと骨格部分の修理をすると修復暦とイメージすると分かりやすいです。

「車庫の入り口でちょっとバンパー擦っちゃったよ」

これだけで修復暦の扱いになるとたまったものではありませんので、

部位により修復暦になる箇所、ならない箇所が細かく定められています。

ではこの車の何が修復暦なのか見てみましょう。

リヤゲートドアを開けてもすでに修理済みなのでどこが修理部位かわかりません。

見た目は普通の車と全く同じに見えますよね。

そこで外せる部品はどんどん外します。

出て来い骨格！

でもこの状態でも修理をしたのがどこか全くわかりません。

うーん。

「あーもう修復暦無しだよね」

と思って諦めるのはちょっと待って！

よーく見ると修理跡が！

写真の黄色線で囲った部分が修復暦に該当する箇所です。

「え！？これだけ」と思うかもしれませんが、これだけです。

皆さん修復暦といえば大事故車を思い浮かべると思います。

実際に大きな事故を起こした修復暦車も世の中には存在しますが、

その様な車はスバル中古車ディーラーの店頭では販売しておりません。

この様な「走行に支障のないもの」「機能上問題のないもの」

については修復暦と表示して販売しております。

もちろん修復暦は良い事ではありませんが、今回のような修復暦については

うまく活用してお得に中古車を購入するというのも賢い選択の一つだと思います。

店頭で隣にある修復暦無しの同型車と比較していただくと、

どれくらいお得なのかがよく分かっていいと思います。

同じ予算で１ランク、２ランク上のグレードが狙えるかもしれません。

修復暦も内容によっては案外悪くないですよ。

※修復暦について店頭表記してありますが、必ず店員に内容を確認してください。

査定資格を持った店員がご案内いたします。