スバルから登場した次世代を担う車レヴォーグ。

大きく進化したアイサイトなど「これは凄い！」と思える

ポイントが沢山ある注目の車です。

今回はレヴォーグで１１７ｋｍのドライブに挑戦です。

今回運転するレヴォーグは　２．０ＧＴ−Ｓアイサイト。

３００馬力でビルシュタインサスペンションの最上級グレードです。

スタイルも良くて運転するのが楽しみです。

このレヴォーグ、鍵を持って近づくとドアミラー下とフロント＆リヤの

スモールランプが自動で点灯するウェルカムライティングを装備しています。

夜間車の周りを照らし出すだけでなく、これから運転するワクワクも

高めてくれる嬉しい装備です。

スモールライトはＬＥＤなので、点灯時の照明がかっこいいのもポイントです。

レヴォーグはメーターや室内の照明もきれいで上品な感じがいいですね。

３００馬力もある車ならもっとスポーティーな演出をしていた昔のスバルとは別物です。

加速も減速もおそろしくスムーズで、無駄な動きを感じません。

アクセルを普通に踏めば普通の車です。

きっと深く踏めば「もう無理」というほどの怒涛の加速をするんでしょうね。

乗り心地はどちらかといえば硬いのですが、無駄な動きを感じないためか

運転し終わった後の印象は「スムーズ」でした。

カーブを走っても車が傾かずスーッと曲がります。

速度が上がれば他のスバル車と同様に水面を滑るかのようななめらかな

乗り心地になると思うのですが、一般道ではちょっと試せません。

高速道路も走ってみたいですね。

そしてアイサイトの新しい機能である、車線からはみださないお助け機能

「アクティブレーンキープ」も試してみたいものです。

途中山道なのでハンドルの奥にあるパドルシフトを使います。

これを使うとエンジンブレーキをかけるのも簡単で、

アクセル、ブレーキの頻繁な踏み変え無く楽に運転が楽しめます。

パドルシフトは手前に引くと一時的にマニュアルモードになりますが、

ほんの数秒でマニュアルモードから

通常のＤ（ドライブ）に戻るので運転の邪魔にならず快適です。

坂道やカーブ、加減速中は通常より長い時間マニュアルモードを

キープしてくれるのもとても嬉しい制御です。

ゆるい下り坂なら車が坂を感知して自動的に緩いエンジンブレーキを

かけながら走ってくれるので、パドルシフトも必要ありません。

運転すればするほど「この車めちゃくちゃ賢いなぁ」と実感します。

ダッシュボード上のカラー液晶ディスプレィは、

他のスバル車でも多く採用されているとても使いやすい物を引き継いでいます。

画面は３０分走行した燃費を１分刻みで表したグラフです。

下り坂が多いと、平均燃費より良い燃費で走りましたよという

緑色の表示が多く表れます。

エアコンはフルーオートで走っていますがこの時点で燃費は１４．２ｋｍ／ｌです。

レヴォーグは全面的に車の性能を磨き上げています。

塗装も進化しており光沢感、均一感が従来のスバル車と比べてアップしています。

ドアを開けた奥まった部分も丁寧に塗装されており「これは塗装が長持ちしそうだな」

と実感できるのではないでしょうか。

手で触っても塗装の違いは実感できますので試乗の際にはそこも確認してみてください。

出発地点から徳島の中古車のお店まで１１７ｋｍ一般道を走りましたが

ほとんど疲れませんでした。

長距離運転での疲労がとても少ないというのは他の車にない特筆すべき性能だと思います。

一般道のため試せませんでしたがアイサイトの「ついて行く機能」を使えば

ここは車では遠すぎて無理でしょ、と思っていたところへも

簡単に疲れずたどり着く事ができると思います。

旅が好きな方や遠方の実家に帰省する方などはレヴォーグを選べば間違いないと思います。

気になる燃費も１４ｋｍ／ｌを少し上回りました。

３００馬力で４ＷＤとは思えない燃費を出しています。

昔に比べ車が大幅に賢くなったんだなぁと実感しました。

レヴォーグはまだ数が少なく中古車でもお高いですが、

「価格以上の性能があるな」と実感していただける車だと思います。

スタイルも走りもそれ以外の言葉にできない性能も素晴らしい、

所有する喜びを感じる、そんな１台です。

中古車入荷の際はぜひじっくり見てみてください。