思い出したように掲載される香川県のポケふたの旅も、ついにその10まで掲載されることとなりました。
悠久の歴史を思わせる長い時間をかけて掲載されるそのさまは、人類の4大文明の中でも最も歴史が古いと言われているメソポタミア文明を思わせるものがあります。
それもそのはず、写真を撮影した日付を確認すると2021年2月に撮影したものでした。
半年近い過去の写真を平気で使う図太い精神で今回もお届けいたします。
前回の目的地である道の駅滝宮とは打って変わって、ビルディングが立ち並ぶ高松市へやってきました。
普段高層の建物に接しない生活を送っていますので、このような場所に来るといつもと違い上を見上げる事が多いなと感じます。
きっと、現在の倍近い高さだったと言い伝えられている古代の出雲大社を見た昔の人も、同じ気持ちだったに違いありません。
高松市は香川県の県庁所在地ですので、他の都市部とは違い立派なアーケード街があります。
完成当時日本一の長さを誇ったアーケードは長い年月をかけ続々と再開発が進められ、マンション一体型のアーケードなど、今も新しい魅力を発信し続けているのがすごいと思います。
アーケードを歩き続けて南新町と田町の境目まで来ると交番があります。
その交番の前に今回のポケふたがあります。
交番の警察官にじっと見つめられながら地面を撮影する中年男性。気まずい。
ほとんどの通行人は目的地を目指したり、ショッピングを楽しんだりする中、地面の写真を一生懸命撮影する者が一人。
地面を撮影する者は一人だけだったので、警察官に怪しまれてないかなぁ・・・。
ポケふたは高松市の栗林公園がデザインにあしらわれた素敵なものでした。
ポケふたのすぐ近くには屋島の源平合戦で波で揺れる扇の的を射落とした、那須与一の描かれたマンホールの蓋もありました。
約800年前の出来事で、長い歴史を感じます。
ちなみに人通りの少ない場所ではこうでした。
モノクロームで寂しげですが、製造工程を考えるといやいやこれでも十分すごい事だと思いますよ。
高松市は都市部ですので、自動販売機も都市型に。
通行の妨げにならないよう薄型の本体が採用され、建物に埋め込まれていました。
うーん大都会!
今回訪れた高松市はこの辺です。
東から来ても西から来ても、ちょうど香川県の中心辺りに位置しています。
鋭い方は
「という事はまだ東側にポケふたが設置されているという事だな、早く写真を上げろ!」
と思ったでしょう。
そこは長い年月をかけて栄えたメソポタミア文明的視点で気長に見守ってあげて下さい。
過去の掲載ページは下記リンクから見る事ができます。