前回、中古車丸亀店の周りにこんな場所があるんですよ、
と善通寺市の「ここ家」を紹介いたしました。
善通寺市は空海の生まれ故郷でもある歴史ある街ですので、
「ここ家」以外にも多くの見どころがあります。
今回はさらに足を伸ばした第二回をお送りいたします。
向かったのは「善通寺駅」です。
善通寺駅の駅舎は1922年(大正11年)に
建てられたと言われており、
香川県内のJRの駅舎の中では屈指の歴史を誇ります。
平成21年には「近代化産業遺産」に認定されるなど、
地元の誇りの駅舎です。
もうすぐ築100年を迎える地元に愛された駅です。
駅舎のエントランスです。
石が引かれた床や、その上に立つ木組み、
そして白壁に歴史を感じます。
長い歴史に耐えるのは立派な建築である証の一つです。
電車が通過するたびに振動する厳しい条件にありながら、
100年近く建っているのは素晴らしい事だと思います。
1922年築ですので、入り口の扉は木製です。
出入りする際に手で扉を引く必要があるところが
なんともノルスタジーでたまりません。
扉を動かすと「ガラガラ」という大きな音を立てるところは、
今では失われてしまった良き風情だと思います。
善通寺駅の周りには黒板アートが多数設置されています。
こちらは「鷲掴みダイナミック空海」
というお題の黒板アートです。
空海の生まれ故郷である善通寺市ならではの絵です。
現代絵画にはめっぽう疎い私ですが、
この絵の再現度の高い空海のリアルな鷲掴み感はしっかり感じます。
そしてこちらは
「化け猫ちゃん」というテーマの絵です。
歴史の長い善通寺市ですので、
化け猫伝説があるのでしょう。
化け猫ちゃんのテーマ通りとてもかわいらしい仕上がりです。
そしてこちらは「今も昔も」というテーマの絵です。
実はこの絵は裏側にある前衛的な作品と対をなしていて、
「レトロ感」を表現した作品だそうです。
これ以外にも善通寺市内の様々な場所に黒板アートがあり、
来る人の目を楽しませてくれます。
ちなみに「今も昔も」の絵の裏はこちらです。
善通寺の五重塔を取り入れながらハイカラに仕上げ、
裏の絵の「レトロ感」とは対極を成す絵です。
このように、善通寺は見どころがぎゅっとつまった
街並みを楽しむ事が出来ます。
これ以外にも多くの魅力がありますので、
引き続き機会があればご紹介いたします。
皆様も休みを利用してスバル中古車丸亀店の隣町の
善通寺を訪れてみて下さい。