二月は逃げる、三月は去る。
慌ただしい日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、ここスバル中古車丸亀店は
香川県丸亀市に位置します。
ですが、ほんの100メートルも進むと
「善通寺市」に入るいわば市の境に位置します。
もう目と鼻の先といっても過言ではない善通寺市ですが、
これまで紹介したのは「はなやうどん」くらいしかなく、
ほぼ紹介していませんでした。
今回善通寺市を車ではなく、
歩いて巡る機会に恵まれました。
空海の生まれ故郷は一体どんな所なのか?
スバルのお店の近くにはこんな所があるんだ、
と思いながらご覧いただければ幸いです。
今回善通寺市に行こうと思ったきっかけはここ、
「ここ家」に行こうと思ったからです。
なぜここに行こうと思ったのか。
それは「ここ家」が週に1回しかうどんを食べられないという、
うどん難易度の激高いお店だからです。
一般的に営業時間の短い讃岐のうどん屋さん。
11時に開店して玉が切れる15時頃閉店。
なおかつ週1日は定休日でお休み。
なんてお店も多く県外の人には難易度が高いと思います。
「ここ家」はそれをはるかにしのぐ
週に1日しかうどんを食せない、
というめったにない状況を体感できる訳です。
毎週水曜日のお昼のみうどんを食べることができます。
うどん屋ですので、もちろんうどんを食べに来たのですが、
お店に入る前に素敵な出会いがありました。
お店の横に移動販売車が来ていました。
子供の頃たまに家に来ていた移動販売車を思い出し、
懐かしさのあまり声をかけてしまいました。
聞けば買い物に出歩くのが難しい人に喜んでもらうため、
善通寺市から委託を受け行っているとの事。
儲けなど無くボランティアに近いそうです。
このような人に地域を支えられているんだと実感しました。
大変ありがたい事です。
お話をさせていただきましたので、
買い物もさせていただく事に。
「ごめん、スプーン無いんよ、箸はあるよ」
とお店の人は言いますが、いたれりつくせりのサービスを
期待している訳ではありませんので箸ウェルカム!
箸で食べるプリン、この状況最高です。
食事の前にデザート。
うどんを食べに来たのではないのか、
と己の心に問いかけます。
「ここ家」の難易度を高めているのは
「週に1日のみのご提供」以外にも
「外観がうどん屋っぽくない」という点もあろうかと思います。
場所は善通寺東中学の隣なので分かりやすいんですけどね。
うどん屋である事を確認できるのは
この「うどん」と書いてあるのぼり旗。
しかも1本のみ。
そしてこの回転灯。
しかし、この回転灯は点灯していないのでさらに難しさを増しています。
そんな難易度の高さを潜り抜けて到達したうどんがこれです。
週に1日の営業ですのでありがたみが違います。
お店の人に「うどんの写真撮ってもいいですか?」
と聞くと「いくらでも撮ってください」との事。
人柄もあたたかいです。
あまりのおいしさにあっという間に時間は過ぎた。
細麺好きな私にとっては最高の一杯でした。
マトリョーシカのおぼんも最高でございます。
皆様も善通寺市を訪れた際にはぜひ
「ここ家」に立ち寄ってみて下さい。
今回紹介した場所以外にも多くの魅力が詰まった善通寺市。
いつもの自動車の紹介だけではなく、
丸亀店の周りの魅力にも目を向けていただければ幸いです。
次回以降もてくてく歩いて立ち寄った箇所をご案内いたします。