英語で直訳すると“遺産、遺物”の意である「LEGACY」。
これをスバルでは“大いなる伝承物”と表します。
2020年6月22日、スバルの4ドアセダンは「WRX S4」、そして「インプレッサG4」に引き継ぎ、
レガシィB4は日本国内での注文受付を終了します。
そこで今回はスバルラインアップのフラッグシップモデルである
レガシィの歴史を振り返っていこうと思います
<初代>
1989年1月、バブル景気真っ只中、「ドライバーズセダン&ドライバーズワゴン」をテーマに
初代レガシィは誕生しました。
<2代目>
1993年10月、他車が3ナンバー化、大排気量化していく中で、5ナンバー枠ボディと2L以下の排気量を
維持し、かつ上級クラスに負けない室内空間を実現したことが、大きな特徴となりました。
国産量販車初となるビルシュタイン社製倒立式ダンパー採用のセダンRSが登場し
予想を超える大ヒットモデルとなり、レガシィのキャラクターが確固としたものになっていきました。
<3代目>
1998年6月、3代目はまずワゴンが発売されました。内外装の質感を大きく向上、全車4WDとなり
レガシィの本質ともいうべき「グランドツーリングカー」としての完成度が一気に高まりました。
同年12月、半年遅れて登場したセダンはこの時から「B4」のサブネームを冠し
以降スポーツセダンの代表格として、その名は現代まで継承されています。
<4代目>
2003年5月に登場した4代目は、操縦安定性と衝突安全性向上のため、3ナンバーボディとなって
登場しました。
BOXERエンジンは、構成部品の約80%を新設計。昔からの独特の排気音「BOXERサウンド」と
引き換えに、大きく進化した性能を得ました。
ターボエンジンは、ツインターボから初代以来のシングルターボとなり、わずか2,000回転で30kg–mを
超えるトルクを発生する、低速からハイパワーのエンジンとなりました。
<5代目>
2009年5月、5代目に移行します。コンセプトは「グランドツーリングイノベーション」。
ボディサイズは更に大きくなり、初代より磨き続けてきた優れた走行性能や安全性などを
進化させながら、さらに乗る人すべてが快適に過ごせる居住空間と優れた環境性能を実現しました。
2010年5月には、先進の運転支援システム『アイサイト』がバージョン2に進化。
衝突回避性能をさらに高め「ぶつからないクルマ」として注目されました。
<6代目>
2014年10月にデビューした6代目は、長年レガシィの代名詞的存在たったツーリングワゴンを
同年6月デビューの『レヴォーグ』に引き継ぎ、レガシィはセダンB4とアウトバックの
二本立てとなりました。
走りや安全、環境性能などのレガシィシリーズならではの機能的価値にとどまらず、 デザインや質感
といった情緒的価値においてもその本質を磨きあげ、スバルラインアップのフラッグシップモデルにふさわしいクルマに仕上げました。
いかがでしょうか?
こうして振り返ってみると、非常に感慨深いものがありますね
個人的には写真を見て、3代目、4代目のレガシィは子どもの頃によく見かけた記憶があり
懐かしく思います
また、今でも大切に乗っていただいているお客様がたくさんおられることも
大変うれしく思います
いよいよ6/22で注文受付終了となります。
ご検討中の方はお急ぎください