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丸亀原田店

アイサイトの歴史を振り返る

投稿日:2021年5月30日 更新日:

こんにちは

丸亀原田店の小野でございます

 

 

 

かつてレガシィやインプレッサがWRC(世界ラリー選手権)で活躍していた1990年代は、「スバル車=走りのクルマ」というイメージが強かったものです。

 

今やスバルの代名詞ともいえる、安全運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」の登場により「スバル車=安全性の高いクルマ」のイメージも定着しました

 

極めつけの『レヴォーグ』2020年度の衝突安全性能予防安全性能の総合評価最高得点を獲得し、2021年5月25日、JNCAP「自動車安全性能2020ファイブスター大賞」を受賞したことで、さらにイメージ定着が濃くなりました

 

 

 

 

そういえば!

この「EyeSight」

 

一体いつからその歴史が始まったのでしょう? 

 

 

今回は、

安全運転支援システム「EyeSight」の歴史と進化”

について振り返ってお話していきます

 

 

 

 

1989年 カメラの研究がスタート

 

 

今から32年も前から開発していたんですねぇ∑(゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

1999年 世界初のADAデビュー

 

 

レガシィランカスターにステレオカメラ技術を使ったシステムが初めて、実用化設定。

 

 

 

ところで・・・

 

ADA?って何ですかい?

 

「アクティブ・ドライビング・アシスト」

 

アイサイトがデビューする前に開発された安全装備でアイサイトの原点とも言われる存在です!

 

 

形はアイサイトにそっくりですね

 

 

このころはまだプリクラッシュブレーキ(緊急自動ブレーキ)は備えておらず、

・車線逸脱

・車間距離の警報

・車間距離制御

・クルーズコントロール

といった4つの機能のみで、価格は約50万円

 

 

 

 

2003年 ADA改良版

 

 

レガシィ3.0RにADA改良版を採用。

 

ADAは、2003年にミリ波レーダーを加えたタイプに進化し、カメラが苦手な夜間や霧の中での正確性を高めました。ですが、約70万円と高価な装備だったために、装着率は極めて低いものでした

 

 

 

 

 

 

 

2008年 初代アイサイト

 

 

EyeSightが初登場!

4代目レガシィやエクシーガに採用されました。

 

ステレオカメラのみで従来からの警報機能の他、初めてプリクラッシュブレーキを搭載

「全車速追従機能付クルーズコントロール」も実現しながら、20万円程度と低価格になったことで、注目されるようになってきました

 

 

 

 

 

 

2009年 アイサイトVer.2

 

 

5代目レガシィの一部改良時に「EyeSight Ver.2」が搭載。

 

 

「ぶつからないクルマ」

 

このキャッチコピーとともにブレイクを果たしました。

 

 

Ver.2最大のポイントは、プリクラッシュブレーキが「完全停止」するようになったことです!

以前のプリクラッシュブレーキは、速度は落としてくれても停車までは行いませんでしたが、30km/h以下なら衝突を回避できるようになったのです。

そしてシステム価格も約10万円と、多くのお客様に「EyeSight装着車」を選んでいただけるようになりました。

 

 

 

 

2014年 アイサイトVer.3

 

 

Ver.3では、ステレオカメラの視野角や距離を拡大したことや、カメラをカラー認識化したことで認識力をアップ

車線逸脱についてはステアリング操作のアシストも行う「アクティブレーンキープ」へと進化しました。

 

機能をまとめると、以下のとおりです。

 

・ぶつからない技術   =プリクラッシュブレーキの速度域拡大
・ついていく技術    =全車速追従機能付クルーズコントロール

・はみ出さない技術   =アクティブレーンキープ

・飛び出さない技術   =AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御

・注意してくれる技術=警報&お知らせ機能

 

 

 

 

 

2017年 アイサイト ツーリングアシスト

 

 

アイサイトVer.3の機能がさらにグレードアップ!

 

 

アイサイトVer.3の機能に以下の2つの機能が追加しております。

・先行車追従操舵

区画線が見えにくい混雑時や、カーブなどでも、区画線と先行車の情報を組み合わせて安定した制御を行います。車間距離が狭い渋滞時など、区画線が見えない状況でも、先行車を認識して操舵を支援します。

 

・渋滞から高速域までカバーする認識機能がアップ

車線中央維持の作動領域を従来の「60km/h以上」から「0km/h以上」へと拡大。

これにより全車速域でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作の自動制御が可能となりました。

渋滞時などにもクルマがハンドル制御を行い車線中央を維持できるので、ドライバーの疲労軽減につながります。

 

 

ロングツーリングの快適性と安心感を大幅に高めるドライブが味わえるようになりました

 

 

 

 

 

 

 

2020年 新世代アイサイト

 

 

2020年11月、レヴォーグから採用。

 

 

 

 

360度センシングを実現し、安全性を向上させた「新世代アイサイト」を全車標準装備。

 

グレードによりますが、3D高精度地図データやGPS+準天頂衛星を利用したSUBARU最高峰の運転支援システム「アイサイトX」の採用。また、「つながる安全」がさらなる安心感をもたらすコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用。

 

では!この新世代アイサイトについてお話を。

 

 

 

 

え??

 

もうすでに話が長――――い?

 

 

すみません(;゜0゜)

 

しかし!

ブログで書ききれないくらいアイサイトは進化してきているんです

 

「新世代アイサイト」については、次回ブログにて

CA 山﨑に引継ぎま――す

 

 

 

 

今回アイサイトの歴史について調べてみて、「ADA」の開発から現在の「アイサイト」が存在するのには、SUBARUが安全にこだわってきた歴史と文化があったからだと改めて痛感しました!

 

今後ともスバルの活躍にご期待くださいませ

 

 

 

 

本日も丸亀原田店のホームページをご覧

いただき誠にありがとうございました