こんにちは、丸亀原田店です
雨の時期のオススメその5では、タイヤについてご紹介します
タイヤの役割についてはみなさまご存知の通り
荷重を支える
駆動力・制動力を路面に伝える
路面からの衝撃をやわらげる
方向を転換・維持する
この4大機能を担っています
セーフティチェックや12ヶ月法定点検、もしくは車検の際
タイヤの溝の残量も点検しています
タイヤは安い買い物ではありませんので、溝が減っていても
まだ大丈夫!と、乗り続けられる方も少なくありません
では溝が減ったタイヤで走行を続けるとどうなるのでしょうか
濡れた路面で、ブレーキが効きにくい!
残りの溝が新品タイヤの約半分程度になったのを境に
タイヤのブレーキ性能は徐々に悪化し、制動距離がグーンと伸びていきます。
雨の高速走行は特に危険!
タイヤの溝が減っていると排水性能が低下し
雨の日にスリップしやすくなり、特に高速走行では
ハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなります。
※ハイドロプレーニング現象とは:
雨天下での高速走行時に発生する、水上滑走現象。
タイヤの接地面の前方から水の層がくさび状に進入し、
その水の圧力で接地面が路面から浮き上がる現象で
特に摩耗したタイヤで発生しやすくなる。
また、溝が1.6mm以下のタイヤは使用できないと法律で定められています
溝の残量をチェックしましょう
残り溝が1.6mmになる目安としてスリップサインがあります。
スリップサインが1箇所でも出ると使用してはいけないことが法律で定められています。
丸亀原田店では安全面より、残り3mm程での交換をオススメしています
タイヤは唯一、路面と車体を繋ぐパーツです。
みなさまの安全な走行にかなり重要な部分にもなりますので
雨の多いこの梅雨の時期、タイヤのチェックをしてみてはいかがでしょうか