店長の小西です。
昨日の更新(バックナンバー参照)に続き、BRZtSの話・・・・
STIのデザイナーはスバル本体のデザイナーよりセンスが良いと思う。純白のボディの2015spec.は惚れ惚れするほど美しいです。
tSです
オリジナルモデルです
フォグランプベゼルとラジエターグリルのサイズのバランスがオリジナルより上。LEDアクセサリーライナーの横幅が足りていないのが惜しいですが。
2015年9月15日に限定台数300台を完売したBRZtS、全国の流通在庫もさすがに残っていないだろうと思っておりましたが、訳あってこのパールホワイトの車両を当社が引き取ることに。?スバルロジスティクスの納車整備センターで屋内保管されておりましたのでコンディションは全く問題なし、昨晩ショールームに展示しました。
高橋君の足の先・・・・・
床面埋め込みの電源に
バッテリー管理の為の機械を接続するのですが・・・・
ただでさえ低い最低地上高をSTIのサスペンションキットでさらに10mmローダウンしているものですから脇君が大変な事に
ラジエターグリルにあしらわれたSTIのオーナメント
シートはドイツ・RECARO社の「スポーツスター」にサイドエアバッグシステムが組み込まれています
(例えスポーツカーでも安全性能はスバルの魂。衝突試験やエアバッグの展開試験など60項目もの性能用件を全てクリアしています)
このシート、メタルパーツを骨格に持たない樹脂一体成形のため「剛性感が高く」「シートバックが薄いのでスポーツクーペの後席居住性を改善できる」とRECARO社HPでは謳われていますが、オリジナルと座り比べてみるとむしろ狭い(汗)
標準シートの時点でよく考えて設計されているのですね・・・・
シートを含めインテリアはこのような配色と素材です
「約束」の赤いエンジンスタートスイッチ。トランスミッションは6速のスポーツATですがさすがアイシン製、シフトショック&タイムラグは皆無と言っていいレベルです。
同乗者との会話を愉しめるよう静粛性にも配慮がされたtSではダッシュボード&トランクルームトリムに吸音材、ドアトリムには遮音材を追加して不要な音の侵入を抑制しています。BRZが出た時の雑誌インタビューでSTIの辰巳さんが「私のようなオヤジが乗るにはちょっとうるさいかな?」って答えていましたからご自分好みに改良したんでしょう。
年々厳しくなる車外騒音規制対応のため、排気音の大きなマフラーは採用出来ません。スポーツカーらしい音の演出のために「サウンドクリエイター」で吸気音を適度にキャビンに取り入れます。tsシリーズでは音質がフィルターで専用チューニングされています。
タイヤはミシュラン製、有名なキャラクター「ビバンダム」がスリップサイン位置。
(プラモデルの回に登場した元社員の奥様は「ミシュラマン」だと思っていたそうだが違う)
オリジナルより10ミリ幅広のミシュラン・パイロット・スーパースポーツ。スバルは最初からこのレベルの高性能タイヤをBRZに履かせたかったようですね。共同開発のトヨタとのクルマ造りに対する考え方の違いが面白いです。
サスペンションのチューニングと合わせた結果はBRZ/86に比べると、だいぶこのクルマ寄りなのでは無いでしょうか?
コレが痺れる程高いんです、前後ブレンボ社製対向ピストン式ブレーキシステム。ブレーキペダルを踏んだ時のしっかり感は次元が違います。キャリパーの素材はオリジナルの鋳鉄からアルミ合金に置換され、ハードに走り込んでも冷却性能は安心です。2015spec.から採用された「ドリルドディスク」の効能はですね、ディスクとパッドの摩擦係数の安定だそうです。
アイキャッチとなる幾つかのtS専用パーツは小売されておらず、tSオーナーである証明の車検証がないと入手出来なくなっています
ダッシュボード助手席側に装着される専用オーナメントには「tsリミテッドエディション300」の文字
保護フィルムはオーナーの手で剥がして貰おうと、敢えてそのまま展示しています。
正真正銘の限定1台、車両本体価格4,103,400円のところ展示に使わせて頂いたので3,900,000円(消費税込)で販売させて頂きます。
(オプション、リサイクル料金、消費税以外の税金、保険料、登録等に伴う諸費用等は別途必要になります)
ぜひ急ぎご検討をお願い致します。
本日も木太店ブログをご覧頂きありがとうございました。