店長の小西です。
TVCF大量投下中で注目度が高まっている新型フォレスター。
チューニングを見直したサスペンションの素晴らしい乗り心地もアピールしたいところですが・・・デバイス面での大注目は「ADB(アダプティヴ・ドライビング・ビーム)」。
前回紹介した「SRH(ステアリング・レスポンシブ・ヘッドランプ)」と共に今度のフォレスターはヘッドランプが凝りに凝っています。
ステアリングホイールの舵角に連動して左右にキョロキョロ動くのが「SRH」。
ハイビームで走行中、対向車や先行車が現れると眩惑を防ぐ為、自動で「迷惑な方向の上向きの光だけ」をシャットアウトするのが「ADB」。対向車などの検知にはアイサイトのステレオカメラシステム、上向き光の遮蔽にはプロジェクター球後方に内蔵されたモーターとシェードを使います。実際の夜間走行で試してみましょう。
暗い川土手の道路を走行しています。アイサイトの画像認識は精度が高いので赤い○印のような道路標識をクルマと見間違えることはありません。黄色の○の表示のとおりハイビーム照射中。
40m向こうを照らすロービーム(すれ違い用前照灯)に比べハイビーム(走行用前照灯)は100m向こうを照らしてくれる(JAFホームページより)のでとても見やすいですね。近年警察がハイビームの使用を推奨している理由が分かります。
青○印、対向車が来たようです。
対向車が目前に迫ります。黄色○印のとおりまだハイビームのまま!
ADBによる遮光がなければ明らかな迷惑行為です。
最後までハイビームのまま6台の対向車とすれ違い完了(感動)
夜間のウォーキング/ランニングの方も多い昨今、路肩を終始明るく照らしてくれる「ADB」心強い新デバイス誕生ですね。ちなみにこのADB・・・・・
1)メーカー装着オプション「アドバンスドセーフティパッケージ」に含まれる。
2)街灯が多く明るい市街地などでは作動しない。
3)30km/hで作動開始、15km/hで作動停止。
4)高速走行時にはロービームでも自動的に光軸を上げ、遠方の視界を確保する。
との事。今頃の季節なら夕方以降に試乗して頂ければ体感して頂けると思います。
試乗のご希望は高松木太店まで!