こんにちは。
久々の懐かしのスバル車シリーズです。
今回はスバルのワゴンの原点とも言える車
初代LEGACY
のお話しです。
LEGACYのお話の前に
皆さまはレオーネという車をご存知でしょうか?💡
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こんな車です!(^O^)
当時流行った角ばったデザインが特徴の車です。
実はわたくしが入社したころ、先輩Tさんがこのレオーネのセダンを乗ってらっしゃいました。
パタパタという独特の水平対向サウンドがたまらなかった記憶があります。
ちなみにレオーネのボディ形状はセダン、ツーリングワゴン、バンの3つの設定がありました。
レオーネは昔から長年使用していた名前でしたが、新型車はメーカーの新たな改革の使命をえて
新たに「レガシィ」というネーミングに変更し、満を持して登場しました。
レガシィはこちら💡
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写真はLEGACYセダンRSです。
セダンはレオーネの角ばったイメージを引き継ぎつつもデザイン面も良くなり、
内容面もかなり進化した車になりました。
皆さまはレガシィとはどのような意味があるかわかりますでしょうか?
レガシィとは「大いなる伝承物」という意味です
登場後、まさにスバルにとって大いなる伝承物になりました!✨
初代レガシィのセダンは1989年に登場しました。
エンジンはEJ型のエンジンが搭載され、
その中でも最高峰のEJ20のターボエンジンはクラス最強の220PSを叩き出しました。
ターボエンジンは有名ですがもちろんNAエンジンを搭載したモデルの設定もありました。
LEGACYといえばこれを語らずにはいられません。
1989年1月にアメリカのアリゾナ州フェニックスのテストコースで、
登場前のレガシィセダンRSで10万キロ連続走行で
平均速度223.345km/hという世界速度記録を達成しました。🤛
日中と夜で30度に及ぶ温度差。
突然の豪雨や暴風、強風、常に限界を強いられる過酷な条件の中、
昼夜連続で19日間走行し10年分、(平均1年に1万㎞走ったとして10万㎞)の距離を
平均速度223.345km/hで走破しました‼️
10万キロというと地球2回り半に相当しますが、このロングランに耐えられる車って凄いですよね。
初代レガシィは耐久性と走りを実証した車となりました。
私は知りませんでしたが、
このような記念Tシャツがあったんですね😲💡
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もちろんレガシィはセダンだけではありませんでした。
ツーリングワゴンも存在し、その名前はレガシィツーリングワゴンと呼ばれました💡
レガシィツーリングワゴンは、レオーネで設定されていたバンを廃止して
ワゴンのみの設定としたことで、これまでの商用車っぱいバンのイメージを払拭し
アウトドアに使える用途や、ワゴンにふさわしいデザインを採用することで
たちまち人気を博し、スバルの爆発的ヒット商品となりました!!
この車が発売した当時、私はまだ学生でしたが
すでにスバリストだった私は子供心に欲しいと思った車でした。
ワインレッドのツーリングワゴンが海沿いの一本道を颯爽と走っているCMを見て
格好いいなっておもいました。
CMソングもSailingが採用されており、このCMにすごくマッチしていました。
そして内装もこんな感じです。
写真はレガシィツーリングワゴンの最高峰GTの内装です。
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グランツーリスモにふさわしい質感あふれる内装ですね。(写真は本革シート仕様です)
GTの操作系はイタリアのMOMO製の黒革巻きステアリングホイールを採用し、
ギヤロック式のチルト機構は上下に7段階、60㎜の調整が可能です。
ハンドブレーキカバーも本革巻きでした。
そして1991年にマイナーチェンジを施し、
後期型でヘッドライトが細くなりグリルや
バンパーのフロントフェイスやホイールのデザインも一新されより精悍になりました。
Brightonという中間グレードが出たのはこの時からです。
さらに1992年にはEJ22エンジン搭載の3ナンバーモデルのBrighton220が登場しました。
CMではマイナーチェンジ後もワインレッドのイメージカラーが継承され、
CMソングは A house of gold に変わり、
出演者はあの有名なブルース ウイリスさんが出演されておりました!!!♪
レガシィはワゴンばかりが主役でなく、
1990年よりセダンでWRCに参戦を開始し1993年にはニュージーランドラリーで
コリン マクレーの運転するマシーンがWRC優勝をしました。
スバルの車の中で一際注目され、大ヒットとなった初代レガシィツーリングワゴン。
その後、人気を維持したまま2代目のBG、BDのレガシィへとバトンタッチいたしました。
今もそのLEGACYのDNAがレヴォーグへと受け継がれております。
以上、初代LEGACYについてのお話しでした。
最後までお読みいただきありがとうございます😌