こんにちは。
お待たせしました、久々のこのシリーズ♪
懐かしのスバル車、第3弾!です。
今回は 初代アルシオーネ のご紹介です。
こんな感じのクルマです↓
今見ても斬新なデザインですよね。
当時子供ながら未来的なデザインでカッコイイ車だなと思っていた記憶があります。
わたくしはこのアルシオーネが好きで、今でもアルシオーネのカタログを大切に持っていたりします。
カタログは父親がスバルに乗っていたこともあり、私が子供の時に香川スバル高松木太店の当時の営業さんよりもらったものです。
免許をまだ取得できる歳に達していない私でしたが、この頃からスバル車にすごく興味あったので、子供だった当時からスバリストだったのかもしれませんね(^^;)
さて、そのアルシオーネの名前の由来ですが
SUBARUのフラッグシップとして、プレアデス星団(和名:すばる)で最も輝く「アルキオネ」からネーミングされたスペシャリティーカーとして誕生。
スバルの中で一番輝いた車であって欲しいという意味合いで名づけたそうです。
初代アルシオーネはスペシヤリティカーが当時ブームとなっていた1985年6月に登場。
そして1991年まで製造されました。
当時、子供だった頃の私も、この鋭角的なウエッジシェイプのボディデザインと低いノーズに魅力を感じたものです。
ガラスエリアはフロントウインドウとリヤウィンドウの傾斜角を同じ28度に設定。
これはすごいですね。
- そして三次元成形のリヤウィンドウ採用のフラッシュサーフェスラップラウンドキャビンは斬新で特徴的ですね。
リアはテールライトは横一文字のデザインでこれまたスタイリッシュでした。
フロントはヘッドランプが当時流行のリトラクタブルヘッドライトを採用しており、スバル車ではアルシオーネが初採用となり、当時先進的なデザインとなっており空力も凄かった。
なんと空気抵抗係数は世界最小レベルの空力性能0.29という数値でした。
ボディサイドですが個性的なエアプレーンタイプのドアハンドルでボディの凹凸もなくスッキリとしたデザインにも注目されました。
ドアミラーのデザインも個性的でした。
ボディサイズはというと、デビュー当時は4450×1690×1335mmという寸法で5ナンバーボディサイズでした。
グレードは1.8Lの4WDのVRターボとFFのVSターボの展開の2グレードの展開でした。
エンジン型式はEA82です。
最高速度は178.22km/h、0→400m加速は17.20秒を記録しておりました。
技術的にも電子制御フルタイム4WD、車速感応式パワーステアリング、ABS搭載など、数々の先進的な機能を搭載しました。
外観だけでなく内装にも拘りがあり、ハイテック・ドライビング・エンターテイメントをというキャッチフレーズがカタログに盛り込まれているほど気合の入ったものでした。
アルシオーネでオプション設定されたデジタルメーターは「エレクトロニック・インストルメントパネル」と呼ばれる液晶式デジタルメーターで、個性的な表示で当時先進的でとても印象的でした。
ちなみに、日本で初めて全面カラー液晶表示のメーターを採用したのはスバルなんです!(^^)
そして、外装のボディカラーは
セラミックホワイト/ガルグレー
ミディアムグレー・メタリック/ファインシルバー・メタリック
ファインシルバー・メタリック/ミディアムグレー・メタリック
の3展開でした。
え?
セラミックホワイト?
ってどこかで聞いたような名前のような?
実は、先日注文受付を終了した500台の限定車
WRX S4 STI Sport♯
の特別色のホワイトと偶然にも同じ名前だったのです。
PHOTO:WRX S4 STI Sport ♯ セラミックホワイト
名前は一緒だけど色見等は当時と違いますが(^^;)
面白い発見ができました。
ちなみにこの初代アルシオーネですが、わたくしが小学生当時某有名メーカー様よりプラモデル化されていました。
アルシオーネも通常のディスプレイタイプのプラモデルと、モーターで走行させることができる、モーターライズのプラモデルがありました。
モーターライズのモデルは私も当時作りました。
そして、その後にマイナーチェンジが施され、3ナンバー化されたアルシオーネの登場となりました。
グレードは1グレードのみ。
寸法は従来より大きくなり4510×1690×1335mmです。
あわせてアルミホイールのデザインも変更がありました。
駆動方式は4WDのみの設定で、エンジン型式はER27、水冷水平対向6気筒OHC 総排気量は2700ccで150ps(110kW)/5200rpm、最大トルク21.5kgm/4000rpmとなりました。
お色はの設定は
ブラックマイカ
レッドマイカ
パールホワイトマイカ
の3色展開で、人気はパールホワイトマイカだったようです。
レッドマイカも現車見たことありますが綺麗なワインレッドでした。
そして、以前にご紹介したお客様よりいただきました、昔のカートピアの裏面を見たらこんなフレーズがありました。
「オトナ、アヴァンギャルド」
すごいキャッチフレーズですね。
アルシオーネには、デザインのためのデザインは存在しない。
うわさへの華やかさだけでは、選んで欲しくない。
ほんとデザイナーのデザインへのこだわりが伝わってきますね。
ちなみにこの初代アルシオーネは、その後1991年まで販売され、2代目のアルシオーネSVXへとバトンタッチされました。
アルシオーネSVXはまた別の機会にご紹介したいと思います。
ちなみに、アルシオーネといえば
「ミス・アルシオーネ」
という名前を聞いた方いらっしゃいますでしょうか?
モーターショーをはじめとしたイベントやショールームなどでSUBARU車についてアテンドする、メーカー純正のコンパニオンの名称で、スバリストの間では有名でした。
現在は名前が変わり
「スバルスターズ」
と呼ばれております。
「スバルスターズ」についてはリンク貼ってみたのでよろしかったらご覧くださいませ。
https://www.subaru.jp/showroom/subaru_stars/
本日も木太店ブログをご覧いただきありがとうございました。