ついにシカゴモーターショーで発表された新型レガシィ。
「何だか変わり映えしないなー」との声も聞こえますが、
いやいやいやいや、中身は相当いい感じですよ。
個人的には「驚いてしまった」内容です。
今回は発表された新型レガシィの中身を
少しひも解いていきます。
※今回の発表内容は米国仕様です。
●フルインナーフレーム構造を採用
これまでのスバル車では採用例が無かった構造です。
まず骨格を組み立ててからアウターパネル(車の外観部分ですね)を
溶接する構造を採用。
これにより高剛性化と軽量化が図られているとの事。
新型骨格「SGP」で大きく進化を遂げた
スバル オールアラウンドセーフティが
また進化するのかもしれません。
●2.4リッター ターボエンジン登場!
過去に2.5リッター ターボエンジンを搭載した
280馬力のフォレスターSTIなどがありましたが、
今回発表された2.4リッターエンジンの出力は260馬力です。
スポーツ走行を目指したものではなく、
ゆとりの走りを目指したものかもしれませんね。
●リニアトロニックCVTの改良
現在のリニアトロニックCVTは、従来のベルト式のCVTに比べ
力の伝達効率が向上しています。
それにより発進や加速時の滑り感がほぼ感じなくなり、
大変快適に走れるようになっています。
その力の伝達効率を更に向上させ、
なおかつギヤ比もワイドレンジ化されるのは
これは期待しかないですね。
●11.6インチFULL HD液晶!!
走行の邪魔にならないでっかい画面はいいことだ。
今回の発表では自宅の地デジTV並の解像度を持った
液晶画面が紹介されています。
アメリカの某電気自動車にも多く採用されている
地図の進行方向が見やすい縦型です。
エアコンの状態が表示されている部分までが
一つの画面でしょうか?
全てを画面タッチで操作するのではなく、
画面横にスイッチを残しているのは良心を感じる部分です。
オプション装着品だとは思いますが、
ぜひ日本でも搭載してほしい装備です。
●2.4リッター ターボ車にPCTヒーターを採用
聞き慣れない単語ですが、
PCTヒーターをエアコンに採用すると、
素早く車内を暖める事が出来るようになるとの事。
近年自動車の室内体積は大きくなる一方ですので、
素早く暖房が機能するのはいい事だと思います。
●燃料タンク70リットル
長距離走行を行う場合、途中で頻繁に給油するのは
できれば避けたいところです。
満タンにして出発して、不安なく目的地まで到着できれば
運転にも余裕が生まれますよね。
今回ご紹介した内容はいずれも米国仕様です。
国内販売時は内容が変わると思いますが、
大きく進歩している感は感じていただけたのではないでしょうか。
他にも進化している部分も多くありますので、
気になる方もそうでない方もぜひ一度
スバルHPで詳しい内容をご確認下さい。
発売まで期待して待っていましょう!
※画像はスバルオフィシャルサイトより