今日は中古車のお店には珍しく、
ぬりえで遊んでくれたお友達がいたんだ。
「まんぼうだんぼうちゅう」ちゃん8歳は、
赤いレヴォーグを仕上げでくれました。
窓枠やホイールアーチ内を塗り分ける
細かな仕事ぶりが印象的です。
上手に塗れたね!
もう1枚はお姉ちゃんの「みきゃん」ちゃん12歳。
背景まで塗った鮮やかな仕上がりです。
オブジェを立体的に見えるよう塗り分けた、
ハイレベルな塗り方はさすがお姉ちゃん!
また遊びに来てね!
ちびっ子達がかわいい塗り絵を披露してくれて
ほっこりとした時間が流れていたその時、
当店中古車スタッフは燃えていたのです。
それは、入荷した車のフロアマットに
べったりとガムがこびりついていたためです。
「これをどうにかしたい、
これでは次に買ってくれるお客様に申し訳が立たない。」
中古車スタッフはそう思っていたのです。
このようなこびりついたガムを取る経験は
実は初めてではありません。
実家の絨毯にこびりついたガムを除去しようとした経験があるのです。
その際はN○Kの試してほにゃららという番組で
「冷やせばポロリと取れる」と紹介していたので、
氷で冷やして取ろうとしましたが全くうまく行きませんでした。
そこで今回はこのいかにも強力そうな薬液を使用します。
小瓶に入った「シールはがし液」。
某100円ショップのダ○ソーで手に入れたものです。
ガムはほら、なんとなく接着感ありますからね、
うまく行きそうな予感!!
付属の綿棒で薬液を塗り込みます。
可燃性の薬液ですので、
蒸発した薬液も吸い込まないよう注意が必要です。
薬液を十分に塗った結果!!
シールはがし液ではガムの表面がきれいになっただけでした。
汚れが取れて白くなったガム。
むなしい。
効くと思っていただけにショックも大きいです。
これでは却ってガムが目立ってしまいます。
なんとかせねば。
次に用意したのは除光液。
マニキュアのお手入れとかに使うあれです。
某100円ショップのダ○ソーで手に入れたものです。
開けると独特な薬液の臭いがするだけに、
こちらも効果には期待してしまいます。
除光液の効果はてきめん。
少し多めに薬液をかけて、ハケでごしごしすると
みるみるガムがバラバラになっていきます。
シールはがし液には無かった現象です。
カーペットマットの毛並の根本付近まで
ガムが入り込んでいましたので、
ハケで念入りにこすります。
これを4~5回繰り返して洗剤できれいに洗い流すと、
もう完全に元通り。
乾いてしまえばどこにガムがこびりついていたのか
全く分からなくなるのではないでしょうか?
今回は幸運にもガムはフロアカーペットマットに
付着していましたが、これがシートだった場合は
シミが残っていたかもしれません。
お試しの際は目立たない部分で
確認してから作業をしてみてください。
また、本革シートやパワーシートではシートが傷むので、
この作業自体無理だったのではないかと思います。
普段は地下に潜ったように目立たない中古車スタッフも、
良い中古車選びのために熱意を持って仕事に取り組んでいますので、
ぜひ一度中古車のお店にも足を運んでみて下さい。