吾輩は貧民である、お金はもう無い。
今月はガソリン代が大変な事になっているので生活苦だ。
そんな私にもボーナスが支給されました。
私ごときに大変ありがたい事です。
社長、大変ありがとうございます。
そこで大量の水を買い込み、
水だけじゃ飽きるかな?とお茶も買い、
水とお茶では飽きるかな?とちょっぴりジュースも買い、
乗せも乗せたり150リットル。
おかげでもうお金は無い、結局貧民である。
フォレスターは沢山の荷物が積めることを改めて実感しました。
他にも多少の荷物を追加して出発します。
到着しました、愛媛県の大洲市総合体育館に。
この度の豪雨災害で
いち早く支援物資受け入れ態勢が整ったとの事で
不足しているという水を持ってきた訳です。
消防隊員の手により一瞬で積み下ろされた水。
避難所の体育館はとても蒸し暑いので、
役に立ってくれますように。
こういう事は専門の業者に任せれば一気に大量の輸送ができるので
正直迷惑なんじゃないかと思って現地へ向かいましたが、
上水施設が水没し断水が続く地域は
深刻な水不足のため快く受け取っていただく事ができました。
水以外にボディシート、紙コップ、紙皿、ラップ、
冷えピタシート、軍手、マスクなども
必要として受け取っていただく事ができました。
泥がひどいので下に敷く古新聞も持ってきましたが、
これは不要なの持って帰りました。
ミッションコンプリート。
現地ではまだ泥や流されてきた物が沢山残っており、
その被害が甚大だったものと思います。
浸水地域ではいまだ店舗の営業が再開できず、
生活は困難だと思います。
警察、消防、自衛隊の皆様、そして何より地元住民の方々が
片付けや搬送、消毒作業を行っています。
移動しながら皆さんの大変な姿を見ていいるので、
このまま帰るのも変だな、と思い市民に声をかけます。
「水を運んだ帰りなんですが、何か手伝う事はありませんか?」
「いや、うちはもうあらかた片付いているから大丈夫よ。」
全ての家財道具がダメになっているのに
どこが大丈夫なのか。
「何か手伝えることはありますか?」
「うちは親戚が来てくれたから大丈夫よ。」
天井まで水に浸かった跡が見えるけど
どこが大丈夫なのか。
「私で力になれる事はなにかありますか?」
「うちは早くから手が付いたから明日には片付くから大丈夫よ。」
冠水車がいまだそのままなのに
どこが大丈夫なのか。
しかし考えれ見れば当たり前で、
どこの誰だか分からない人間にいきなり声をかけられたら
びっくりしてしまうに違いない。
今回の反省点。
・物資を運ぶ前に必要なものは何か聞いた方が良かったんじゃなかろうか?
・物資じゃなく義援金の方が良かったんじゃなかろうか?
・手伝う場合はあらかじめ地域の社会福祉協議会が設置した
ボランティアセンターへ確認を。
・また、作業の際は作業着、長靴、ゴム手袋、ヘルメット、
防塵メガネ&マスク、タオル、スコップなどを持っていこう。
・その際の水と食料はあらかじめ確保しておこう。
・保険証コピーとボランティア保険も必要との事。
・軽トラックで行くと助かるそうです。
補足
・大洲市ボランティアセンター
http://www.ozushakyo.jp/cms/?p=1021
・西予市ボランティアセンター
http://www.city.seiyo.ehime.jp/kinkyu/4956.html
・宇和島市ボランティアセンター
http://www.uwajima-shakyo.or.jp/saigaiv.htm
宇和島市は国道と鉄道が寸断され、
高速道路か大きく迂回するかしかなくアクセスが困難です。
復旧の目途も立っていないそうです。
断水地域では給水が始まっていますが
ポリタンクが不足しているとの事。
女性やお年寄りが持てる小型の物も必要との事。
肱川の臥龍山荘は無事でしょうか?
生活が再興し、鵜飼も開催できる事を願っております。
愛媛以外の被災地域もみんなで手助けしよう。
以上