「タイヤは命を乗せている」

昔ブリヂストンのＣＭで使われていたキャッチコピーです。

今の若い方は

「タイヤはちゃんと買い」

が馴染みあるかもしれませんね。

普段気にする事無く乗っているあなたの車のタイヤ、大丈夫ですか？

この度、県外のスバルで使用されていた試乗車上がりのクルマが

スバル中古車丸亀店に入庫しました。

スバル中古車丸亀店の中古車は「認定中古車」ですので、

一定の基準を満たしてから展示するのですが、

そのための作業中にタイヤの空気圧を測ります。

いってんよん！？

その車のタイヤの空気圧は１．４気圧でしたが、基準値は２．４気圧です。

そう、著しくタイヤの空気圧が低かったのです。

皆さんご存知の通り、タイヤはハガキ１枚ほどの面積しか地面に接していません。

車１台にタイヤ４本なのでハガキ４枚分という訳です。

たったそれだけの面積で車を走らせたり止まらせたりしている、

真光さんのハート並にとってもデリケートな部分なんですね。

「タイヤは命を乗せている」はとっても説得力のあるワードだと思います。

タイヤは地面に接する想定で設計している部分（写真のＡ部分）と、

接地しない想定で設計している部分（写真のＢ部分）に分かれています。

タイヤの空気が少ないと、カーブを曲がった際にＢの部分まで

地面に接してしまう事があります。

そもそも地面に接す予定は無かったＢ部分はＡ部分に比べ磨耗に強くありませんので、

あっという間にＢ部分が磨り減ってしまいます。

そうなるとタイヤ交換が必要になり余分な出費に繋がってしまいます。

そんな事は出来れば避けたいですよね。

タイヤの空気が少なすぎると、燃費の悪化に繋がるとも言われておりますので、

時々タイヤの空気圧の確認をお願いいたします。

「だってめんどくさい」と思うかもしれませんが、

タイヤの空気圧確認はスバルで無料で行っておりますので、

お気軽にお申し付け下さい。

ちなみに１．４気圧時のタイヤの見た目がコレ。

プシューっと空気を注入し適正値の２．４気圧に調整します。

適正な空気圧２．４気圧にしたタイヤがこれ。

「なんだ見た目ではぜんぜん分からないよ」という感想を抱く方がほとんどだと思います。

その感想は正解だと思います。

扁平率が高い平べったいタイヤはもっと分かりにくかったりします。

１．４気圧時のタイヤ。

２．４気圧時のタイヤ。

見た目の差はわずか。

ですので、タイヤの空気は定期的に確認をお願いいたします。

タイヤの空気圧を適正に保って、燃費良く、また、タイヤも長持ちで

快適なカーライフを送りませんか？

※窒素ガス注入済みのタイヤには対応できませんのでご了承下さい。

高い基準を満たしたスバル認定中古車は下↓の画像をクリックしてご確認下さい。