ある日の事です。
お店の備品の買い出しに行ったスタッフが息を切らして帰ってきました。
手に一冊の本を握りしめて。
その本は「さぬきうどん全店制覇攻略本」。
香川県民なら知らぬものはいないこの本は
・魚にとって水のような
・学生にとって教科書のような
・のび太君にとってドラえもんのような
香川県民にはなくてはならない本なのです。
この本を握りしめて戻ったスタッフも香川県民。
「新しい年度版のさぬきうどん全店制覇に興奮する気持ち分かるよ・・・」
と思っていましたが、表紙を指さすのです。
本の新発売にではなく、表紙の紫のうどんに興奮していたのです。
見た事のない紫色のうどん。
これは驚きです。
表紙を飾るのにこれ以上のうどんはないのではないでしょうか?
私も「チュッパチャップス味」のサッポロがぶ飲みシリーズを目にした時「これは見た事無い!」と興奮しました。
つまり事務員さんは私と同族の「珍しいものに目が無い」属性の人間だった事が判明しました。
普段事務職を完璧にこなし、珍し商品とは無関係に装っていましたが実際はレア自販機巡りとかしているのかもしれません。
いや、自販機巡りをしているのです。
趣味は自販機巡り。
そんな事務員さんにはサッポロがぶ飲みシリーズ「ブルーシールアイス味」をお勧めいたします。
皆様も中古車丸亀店でこの本を目にした際には、事務員さんを思い出し珍しい商品を探しに旅に出てみて下さい。
新しい世界が開けるかもしれません。