「田んぼはみんなの宝物」
香川県民ならどこかで一度は耳にしたフレーズかと思います。
田んぼは人だけでなく様々な生態系を育む場という意味合いで
流れていたフレーズだったと思います。
という訳で今回は田んぼに生き物を見に行きます。
田んぼに行くと言いながら出発点も田んぼです。
香川県は田んぼしかないと思われるかもしれませんが、
そうではありません。
今回も目的地までの燃費を測ります。
走行計をリセットして出発です。
場所はココ。
スバル中古車丸亀店から約4キロの地点です。
到着しました。
カカシ夫婦がお出迎えをしてくれました。
暑い中道路まで出てのお出迎え、ありがとうございます。
田んぼを見てみましたが、うーん、これではちょっとわかんないな・・・。
隣を見ると、おぉ!櫓が!
ここなら見えるかも!
でも「自己責任で登ってね」と書いてあるんですよね。
でもこれ傾いてるような・・・。
つっかえ棒の数もはんぱじゃない。
不安定な田んぼの上に立つので仕方ないですよね。
恐る恐る登ってみると。
おお!はっきり見える!
これはトンボね。
パースが効いてて奥行き感あります!
事務員真光さんは蜘蛛と仰いますがこれはホタル。
お尻の光り具合も立派に再現されています。
真光さんはもっと大自然と戯れた方がいいと思うの。
こちらはバッタと稲。
稲で稲を表現するというかつてない手法に脱帽です。
稲を表現する役割を担っている稲に今の心境を聞いてみたいものです。
そしてこれはアメンボとおたまじゃくし。
そして田んぼのすみっこには製作者石井さんの名前がさりげなく。
これを造る手間を考えると頭が上がりません。
きっとものすごく苦労してこれを造られたんだと思います。
良いものを見せていただいてありがとうございます。
それにしても同じイネ科の植物なのにこんなにも
様々な色があるんですね。
なぜこんなにも色が違うのでしょうか?
事務員真光さんは味の違いが気になるとの事。
田んぼだけでなく、周りには澄んだ清流や
貴重な樹木
改築中の神社
苔むした狛犬など、散策にはうってつけです。
そんなこんなでスバルへ戻ってくると往復で7.3キロ。
近いですね。
燃費は9.6km/lでした。
いつもの燃費に比べると悪い数値ですが、短距離ならこんなものだと思います。
ではなぜ今回はこのように燃費がよくないのでしょうか?
取扱説明書にヒントがありました。
みなさんのお車にも乗っている取扱説明書。
分厚くて読む気も出ないと思いますが、実は大切な事が沢山書かれています。
今回は「エンジン冷却水温が低い間は・・・暖気させてください。」
という部分が該当したのだと思います。
「暖気」はエンジンをかけた後車を動かさず置いておく事ですが、
どれくらい放置すればよいのでしょうか?
そのヒントは整備手帳にありました。
こちらも皆さんのお車に乗っていながら、
めったに中を見る事は無いと思いますが、
実は車にとって大切な事がたくさん書かれています。
整備手帳の中に「シビアコンディション」という項目があります。
車にとって大変な使い方だから気を付けてね、という意味です。
シビアコンディションは
A.悪路走行が多い。
B.走行距離が年間2万キロを超える。
C.山道、登降坂路走行が多い。
D.1回の走行が8キロ未満。
E.氷点下での走行が多い。
F.長時間のアイドリング、低速走行が多い。
が条件だそうです。
(シビアコンディションに該当する場合は早目のメンテナンスなどが必要ですので、
使い方に心当たりのある方はディーラーまでご相談下さい。)
今回の走行は「条件C.1回の走行が8キロ未満」が該当しますので
車にとっては厳しい使い方だったんですね。
暖気状態が完了する前に走り終えるイメージですかね?
じゃあ、しっかりアドリングして走り始めればいいんじゃない?
と思いますが、そうなると「条件F.長時間のアイドリング」が
該当してしまいますのでほどほどにという事ですよね。
朝一などエンジンをかけてすぐのアイドリングはガソリンを沢山使いますし、
最近の車は走りながら暖気運転を完了させるといいます。
車をより良い状態で燃費良くお乗りいただくためにも、
一度普段のお車の使い方に照らし合わせて確認してみてください。