早いもので今年も１年が終わろうとしています。
皆さんクリスマスにはサンタさんは来ましたか？
私の所には再び「超」の付く悪友がやってきました。
「久保さんどうせ暇でしょ？前回行けなかった早明浦ダム行きましょ」
彼の欲望はストレートだ。
だがしかし私は腰が悪化していた。
「ムリ」
「いやボク就職したんですよ！お祝いに連れて行ってくださいよ！」
「・・・お祝いという事なら仕方がない」
しぶしぶ付き合う事になった。
車に乗り込む時、降りる時は腰が特に苦しい。
「イテテテテ」
「もうすっかりおじいちゃんじゃないですか」
「じゃあ運転してよ」
「いやですよ、だってボクのお祝いじゃないですか」
そう、なぜか運転は私なのだ。
高知県の山の中にある早明浦ダムはここから約５０キロ。
この日の運命は私の腰に託された。
今回もＸＶで出発。
高速道路を使えば早いのですが、今回は一般道を走ります。
なぜなら
早明浦ダムまでの道はあまり信号がなく、
適度にカーブしておりとても走りやすい道だからです。
運転する楽しさを味わうことができます。
それに途中にある景勝地、大歩危（おおぼけ）小歩危（こぼけ）も
見る事ができるのでお勧めです。
美しい川の流れと、切り立った岩肌を楽しむことができます。
思ったより早く早明浦ダム近くに到着。
「今ダム放水中らしいですよ！日頃の行いがええからですよね！」
「いや、それは放流中と読むのだ」
放流中のダムを見れるとはとてもラッキーです。
それにしてもダムはもっと山奥にあるのかと思っていました。
集落の向こうにダムが見えると思わなかったので、
この光景には驚きました。
それにしてもダムはでかい。
堤高１００メートル、堤長４００メートル、相当な難工事だったのではないでしょうか？
香川の水はこのダムに頼っているのでこれ位大きくないといけないんですね。
ダムの堤に上がるとダム湖が見えます。
この日は風も少なくとても穏やか。
鏡のような湖面にとても驚きました。
「久保さん下見てください！あそこ行ったら間近で大瀑布が見られますよ！」
「ナイス！ぜひ行ってみよう！」
下に向かうためダムを渡ります。
ダムの堤の最上部は幅６メートル。
車で通り抜けられます。
この下を大量の水が勢い良く流れているかと思うとヒエェェ。
目的の場所に到着するとシーン・・・。
「これは完全にキミの日頃の行いが・・・」
「いや、完全に久保さんのせいでしょ。」
なんと！放流が終わっていました。
そうですよね、いつまでも流し続ける訳にはいかないですもんね。もんね。
ダムの放流は終わっても、近くには見所がいっぱいあります。
その一つがクライミング施設。
３メートル以上登るためには許可が必要だそうです。
低い位置は自由に登れるので試してみましたが、これは難しい！
「登るのも降りるのも腰が！！腰にくる！」
「おじいちゃんが！おじいちゃんがクライミングしよる！」
笑いすぎだ
クライミングは手のひらで岩をつかむのかと思っていましたが、
指だけでつかまなければならないなんて知りませんでした。
テレビではスイスイ登ってるのを見ましたが、
あれは超人的な事だったんですね。
そして上を見ればもう絶望しかありません。
そ、反り返ってる！
帰り道は道端のラーメン屋さんでちょっと休憩。
少し目的がありましてここで休憩することにしました。
「見てください！あんなところにジャガーがいますよ！」
「え！？あ、うん・・・獅子ね、それに目的はそれじゃない」
目的はこれ。
スバル３６０の現車が店先に置かれているのです。
ナンバープレートはありませんが、
また乗るためでしょうね、ブルーシートがかけてあります。
それにしても小さい。
この車に当時の横綱が乗っていたとは思えない小ささです。
今こんなに小さくてカワイイ車を出せばみんな買うのにな、と思います。
スバル３６０の現車を見る機会はなかなか無いですので、
早明浦ダムへ行く際は皆さん道端もよく観察して見つけ出してください。
なんとか無事に帰ってきて今回の燃費はこれ。
道がいいと燃費もいいです。
エアコン常時オンでもほぼカタログ燃費で走りました。
香川県民が普段使っている水のルーツを辿る旅、
皆さんもぜひ一度ダムへ行ってみよう！
今年も１年与太話を愛読頂き大変ありがとうございました。
来年も良い情報をお届けできるよう邁進してまいります。
来年もスバル中古車丸亀店をよろしくお願いいたします。
年明けは１月４日より営業いたします。
それでは皆さん良いお年を。
