前回自宅から約150km離れた、徳島県那賀郡木頭地区の「未来コンビニ」に行ったお話を掲載しました。
ホームページ上ではコンビニに行った後そのまま帰った事になっていますが、実は少し寄り道をしていました。
今回は未来コンビニから帰り道のお話です。
立ち寄ったのは高知市。
ここにはあるのです、創業明治42年、100年以上の歴史が続く豆腐の老舗「下田食品」が。
ここに豆腐を買いに来ました。
100年以上の歴史あるお店なので、ねじり鉢巻きを巻いた頑固おやじの岩豆腐が名物では?と思うかもしれませんが、名物は・・・
このかわいい豆腐です。
お店に入ると芸能人の若槻千夏にそっくりの店主が仕上げたおしゃれな店内に、かわいいクマ豆腐が陳列されています。
「全身バージョンと顔だけバージョンどっちがいいですか?」
「かわいすぎてどっちにするか悩みますね」
そんな会話をしながら顔だけバージョンを買いました。
とても良い経験ができました。
しかしこのお店に来た目的はもう一つあるのです。
ここにはあるのです。
そう、レア自販機が。
ドライフラワー柄でおしゃれに仕上げられた自販機は、きっと若槻千夏のセンスなのだろう。
室内に置いても違和感のないおしゃれな自販機だ。
この自販機で買うのは飲み物ではない。
よく見ると飲み物は全て「売り切れ表示」のダミーだった。
しかしこのダミーの飲み物があるから、遠くから見ても「あ、自動販売機がある!」と認識する事ができるのだ。
豆腐の自販機を飲み物の自販機に擬態する事で人を誘引する高度なテクニック。
この商売のセンス、見習いたいですね。
この自販機で買うのはそう、豆腐である。
まさか自動販売機で豆腐を売っているとは思わなかった。
ついさっき店内でクマ豆腐を買ったばかりだが自販機でも豆腐を買う。
1分以内に同じお店で2回豆腐を買うのは、人生で初めての経験だ。
子供の頃さっき駄菓子屋でお菓子を買ったのに、またすぐに買いに行くと怒られた経験はないだろうか?
しかし今は違う、大人なのでこんな無茶をしても怒られないのだ。
大人ってステキ。
しかしここで不安がよぎる。
買うのは豆腐である。
柔らかいものと聞いて日本人の95パーセントが豆腐を思い浮かべるだろう。
皆さまご存知の通り自動販売機は上から商品が落ちてくる。
この落ちてくる衝撃に豆腐は耐えられるのか??
「自販機で豆腐を買える貴重な経験」という気持ちより、「出てくる豆腐は衝撃に耐えられるのか!?」というドキドキが上回る。
覚悟を決め豆腐のボタンを押す!!!
豆腐のボタンを押すのは緊張する、これ豆知識です豆腐だけに。
最も役に立たない豆知識がこの世に生まれた瞬間に立ち会う事ができた。
ジュースの自販機であれば商品が落ちてくると「ゴトッ」という音がしますが、豆腐の自販機は「ドチャッ」という音がしました。
これは潰れている音!!!
絶望に打ちひしがれながら取り出す豆腐。
「人生はチャレンジだ」という格言があるが、いくらなんでもこれはチャレンジしすぎだろう。
「潰れてないない!!!」
なんと自販機から鈍い音を立て落ちてきたはずの豆腐は無傷だったのだ。
高知の若槻千夏は我々が知らない未知なる高度技術を用いて、自動販売機でも潰れない豆腐販売を実現しているのだ。
今年のノーベル賞は高知の若槻千夏が受賞するだろう。
高知市の下田食品の自動販売機には、他にも魅力的な商品がラインナップされています。
皆様も高知市を観光の際には下田食品へ豆腐を買いに行って下さい。
今回も車のある生活を満喫する事ができました。
カースポット丸亀原田店には魅力的な車が沢山あります。
皆さまお気軽にご来店下さい。