前回から引き続き観音寺市街歩きの回です。
前回惜しくも自動販売機のかき氷を食すことが出来なかったのですが、あきらめの悪い中古車スタッフは他の自動販売機に向かう事にしたのです。
それも「世界初ではないか」と言われる自動販売機に向かうのです。
観音寺市の街中にはいたるところにこんな自動販売機が設置されています。
「結城友奈は勇者である(通称ゆゆゆ)」という漫画の舞台が観音寺市という事で、劇中をインスパイアした自動販売機のデザインとなっているのです。
自動販売機だけではありません。
郵便局の配達車両も特別デザインです。
運が良ければ専用デザインのタクシーにも出会えるかもしれません。
みんな「結城友奈は勇者である」の漫画を読もう(アニメかもしれない)。
このような自動販売機は世界中探してもここだけではないかと思いますが、先に言った世界初の自動販売機はこれの事ではありません。
自動販売機を通り過ぎ、びっくりするくらい大きい葉っぱの街路樹の通りを通り抜け、(葉っぱの長さが30センチくらいある)
再び「結城友奈は勇者である」の自動販売機の横を通り抜け、
到着しましたJR観音寺駅に。
昭和レトロなたたずまいの駅舎が魅力です。
ここにはあるのです、世界初の自動販売機が。
駅の待合スペースに設置されている自動販売機がそうです。
この自動販売機、
なんと世界初「伊吹イリコだし香る自動販売機」なのです。
中古車スタッフは世界初だと浮かれていますが、この時まだ重要な事に気付いてなかったのです。
それは「ホームページでどうやって香りを伝えるのか」という事に。
だしユニット(?)の操作は簡単です。
親切丁寧に操作方法が記載されているからです。
「ふむふむ、右の四角いボタンを押すだけでいいのね」
「四角いボタンが無え!!」
正解は丸いボタンでした。
ボタンを押すと駅舎とは思えない高級なイリコだしの香りが漂ってきます。
ハワイの空港に降り立つとハワイの匂いがすると言いますが、JR観音寺駅はまぎれもなく讃岐うどんの香りがする。
ふるさとの香り、いいですね。
イリコだし漂う讃岐時間。
イリコだしで讃岐うどんへの期待がマックスになりましたので、自動販売機にはイリコだしとうどんが販売されていればもっと良かったですね。
イリコだしの代わりに「梅よろし」を買いました。
暑い日は梅ドリンクがいいですよね。
こうして今回の観音寺市街歩きは幕を閉じました。
涼しくなったら皆様もぜひ街歩きを楽しんでみて下さい。
観光パンフレットには載っていない楽しみを発見できるかもしれません。