ジャスティの前期型はカタログ燃費がJC08燃費基準で表示されており、その燃費数値は24.6km/lです。
後期型になりカタログの燃費表記はWLTC燃費基準で表記されるようになり、その燃費数値は18.4km/lに変わりました。
「燃費が下がったのでは??」と感じるかもしれませんが、燃費を測定する基準が変わっただけで前期型も後期型も実質の燃費は変わっていません。
WLTC燃費は現時点で世界基準として取り入れられている燃費測定基準です。
・市街地モード燃費
・郊外モード燃費
・高速道路モード燃費
があり、ジャスティの場合はそれぞれ
・市街地モード燃費 15.5km/l
・郊外モード燃費 19.7km/l
・高速道路モード燃費 19.2km/l
総合で18.4km/lという燃費数値となっています。
より実際の使用環境に近い測定方法となっていると言われており、実燃費の参考になります。
さて、今乗っているジャスティですが、走行距離は1700kmを超えました。
毎日の通勤に使うのでどんどん走行距離が伸びていきます。
ジャスティにはダッシュボード中央に小さな液晶画面が付いています。
この液晶画面に燃費を表示させる事ができます。
現在の燃費数値は19.0km/lと表示されています。
使用状況は流れのいい国道の通勤が最も多く、郊外モード燃費の測定方法にに最も近い使い方ではないかと思います。
郊外モード燃費19.7km/lと比較すると、燃費達成率は96%です。
かなり実燃費に近い数値ですね。
これから暑くなりエアコンの負担が増えると、燃費は1~2km/l下がるのではないかと思います。
これだけ燃費が良ければ長距離運転にも向いてるんじゃない?と思いますが、ガソリンタンクの容量が36リッターと小さいため満タンでも航続可能距離は500km台で表示されます。
フォレスターはガソリンタンク容量が60リッターでしたので、ジャスティには半分近く小さいタンクが積まれているという事になります。
満タンから給油せず長距離を走るとなると、800km近い距離を走れるフォレスターの方が有利という事になります。
ジャスティは軽い車体や小さいタイヤ、1000ccのエンジンなどを考えると、もっと燃費が伸びるのかな?と期待したりしましたが、金属ベルト式のCVTや大きい前面投影面積など燃費に不利な要因もあるようで、このあたりの燃費に落ち着くようです。
とはいえ一定以上の距離を走ればコンスタントに良い燃費で走る事が出来る良い車だと思います。
皆様もジャスティ購入の際には参考にしてみて下さい。
※燃費は使用条件や車両状態により大きく変わります。