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高松木太店

懐かしのスバル車 その4 3代目レックス編

投稿日:

こんにちは。

 

 

 

この懐かしのスバル車シリーズも第4弾に突入。

 

その4は、以前その1で告知していた、3代目レックス/レックスコンビ編 です。

 

ちなみにREXとはラテン語で王様の意味です。

 

 

1986年11月に3代目に移行し、これまでのオーソドックスなデザインから進化して先進的なデザインになりました。

 

ボンネットも依然と比べ斜めになり、グリルも小さくなり前回りがスッキリしたデザインとなりました。

空力にも関係あるそうです。

 

従来型と比べ車高も広がり室内もゆったりとして当時の軽の中ではクラストップでした。

 

そして、4ナンバーのレックスコンビに「Viki」というグレード登場。

 

 

 

女性向けグレードで当時のCMで赤い「Viki」に女性の方々が乗って、軽快に坂道等を走っている「Viki!、Viki!」というバックミュージックでにぎやかなCMだったと記憶しております。

 

 

 

1987年6月にはオートマチックでスバル初のECVT搭載。

 

ECVTの特徴は

 

走行中の変速のショックがない、クリープ現象がないのでブレーキから足を話しても車がズルズル進まない等利点がある優れたオートマチックで、燃費にも貢献してくれます。

 

このCVTはこの後ジャスティやサンバーなどにも採用されて、どんどん進化していき、今のレヴォーグやフォレスター、XV等スバル車の大半には最新のCVTが搭載されております。

 

 

 

そしてエンジンはEK23系で、3バルブ仕様がスポーティグレードに搭載されました。

 

 

ECVTが搭載された際に、ホワイトのボディカラーが特徴の特別仕様車「Vicky」が、コンビ、セダン共に登場。

 

 

古手川祐子さんがイメージキャラクターでCMに起用されておりました。

 

わたくしが新人で入社した際にもお客様で乗っていらした方がいて、点検の引取りなどで乗ったことありますが、2気筒ならではのエンジンの音が気持ちよかったです。

 

その「Vicky」は

 

エアコンの標準装備

時計付きAMラジオ

12インチタイヤ

カラードバンパー

専用ストライプ

ホワイトのホイールキャップ

 

等が装着されておりました。

 

 

そして1993年。

 

私が子供ながらカッコいいなと思った、待望のスポーティモデルが後に登場!

 

 

 

レックス スーパーチャージャーが登場です。

 

 

 

白いレックススーパーチャージャーがスポーティに走るCMが好印象でした。

 

 

VXにはエアインテークのあるボンネットに専用のバンパーと四角い専用のフォグランプ、リアスポイラーやサイドスカート、フロント&リアバンパーに専用ストライプ等を装備。

 

 

明らかに標準車とは違うスポーティな印象です。

 

 

スーパーチャージャーエンジンは3バルブ・EGIインタークーラー付きスーパーチャージャーを搭載。

 

 

ECVTとの組み合わせで低速から高速まで変速ショックが全くない、しかもパワフルな走りを実現したモデルです。

 

しかも専用強化された4輪独立サスペンションにフロントベンチレーテッドディスクブレーキ、ミシュラン製155・70R12タイヤ&専用アルミホイール、専用の3スポークステアリング等を装備!

 

55馬力を発生しておりました。

 

 

さらに珍しい電動オープントップの3ドアセダンもオプションで設定。

 

 

 

私はまだ学生でしたが当時欲しかった車で、今でも好きでカタログを所有していたりします。

 

 

後に先にお話しした特別仕様車の続編「VickyⅡ」も登場。

 

 

 

そして、レックス/レックスコンビは1986年6月、ビッグマイナーチェンジを実施。

 

 

新たに、SEDAN MADEというキャッチフレーズも採用されました。

 

 

こちらは当時、松田聖子さんがCMに出演しておりました。

 

 

エンジンにはなんと クラス唯一の4気筒エンジンを搭載!

 

 

 

クローバー4エンジンと呼ばれておりました。

 

直列4気筒のEN05エンジンは優れた静粛性と低振動性。騒々しさや不快な振動が少なく、静かでスムーズな、気持ち良い走りが特徴です。

 

そしてレスポンスがシャープで高回転の伸びのあるエンジン特性によりスタートダッシュやハイウエイの進入等早い車の流れにもゆとりをもって乗れるという特徴がありました。

 

出力は当時の表示で38PS/7500rpm、4.5㎏-ⅿ/4500rpm。低速から粘りが強く扱いやすいエンジンでした。

 

 

NAモデルはヘッドライトやフロントバンパー。テールライトなどの意匠も変更で斬新なルックスになりました。(写真はマレノⅡ)

 

 

 

スーパーチャージャーモデルも健在で、こちらはフロントグリルやテールランプ、アルミホイールのデザインが変わりスッキリとした印象に。

 

 

 

フロントバケットシートまで装着されておりました。

 

エンジンにはクラス唯一の4気筒エンジン+EGIインタークーラー付きスーパーチャージャーの組み合わせ。

 

こちらは61㎰/6400rpm、7.6㎏‐ⅿ/4400rpmの高性能を発揮していました。

 

なんと、VXには眩しい後続車のライトを防ぐために、デイナイトインナーミラー(VX)の装着や上下30ミリの調整が可能なシートリフター、チルトステアリングまでついておりました。

 

 

 

 

そしてその後わずか1年で、軽自動車は軽規格変更に伴い、新規格の660㏄に移行され、EN07エンジンへバトンタッチへ。

 

 

 

 

排気量のアップと同時に、テールランプやフロントグリル、ライト、トランク等の外観の変更があり、レックスコンビは無くなり、レックスもこの代で20年の歴史が終わりとなり、1992年に後継のVIVIOへとバトンタッチされました。

 

 

 

以上、3代目REX、REXコンビのお話でした。

 

 

次回の懐かしのスバル車、その5もお楽しみにしてくださいね。

 

 

 

本日も木太店ブログをご覧いただきありがとうございました。