こんにちは。
懐かしのスバル車、シリーズ第2弾は
初代ドミンゴです。
ドミンゴとはスペイン語で「日曜日」という意味。
「この車に乗れば気分がいつも日曜日」という思いからネーミングされたそうです。
1986年当時、スバル車には7人乗りの車はありませんでした。
サンバートライという軽自動車の箱型の車がありました。
そこでスバルが目を付けたのは、このサンバートライをベースにジャスティの1.0Lのエンジンをリアに載せて7人乗りにする発想の元誕生しました。
この頃は他のメーカーにはドミンゴのライバルはおらず、リッターカー唯一の7人乗りとして根強い人気がありました。
今見るとシンプルな内装ですね。
この頃はカーナビゲーション等設定はなく、AMラジオのみ装着されていたのが主流でした。
シガーライターがついているところも時代を感じますね。
小さいボディながらきちんと3列シートになっていて、7人座れるようになっている点はいいですよね。
ドミンゴのデビュー当初のエンジンは1.0Lのエンジンをベースにストロークアップを図ったエンジンで吹き上がりの良さはそのままに、トータルパワー、中・低速トルクが向上しており、最高出力は52PS/4400rpm(ネット)、最大トルクは9.7kg-m/3200rpmで、ドミンゴの多様途性を生かした扱いやすいセッティングとなってます。
さらにマイナーチェンジでは1.2L のエンジン搭載モデルも追加されました。
駆動方式はRR方式と4WD(パートタイム式)
もちろん、外観はサンバートライと少し違い、専用のフロント樹脂バンパーの装着(フロントビューを引き締め、走行中の横風安定性にも効果的なエアダム一体樹脂バンパーはマイナーチェンジモデルで装着)や、専用の角目4灯のヘッドライトやウインカー等を装着しサンバートライと差別化を図りました。
1.2L エンジン車の追加とともに、フロントウインドゥに合わせガラス、セカンド&サイドシートベルトを追加するなど安全性の向上も図られました。
そして、目玉だったのが、サンサンルーフというウインドウが追加で登場しました。
開口面積の大きさが自慢のサンルーフにプラスして、ルーフの両サイドにガラスエリアがあります。
光溢れる車内は解放感が抜群と当時好評いただいておりました。
日差しの強い時の為に巻き戻し式で使いやすいサンシェードも装備しておりました。
初代ドミンゴは人気があり、なんと1983年の登場から11年も作り続けられて、1994年6月に2代目ドミンゴへとバトンタッチを果たしました。
以上、今回は初代ドミンゴのお話でした。
次回の懐かしい車 第3弾もお楽しみにしてくださいね。
本日も木太店ブログをご覧いただきありがとうございました。