ある日の夕方の事です。
「ボスッ・・・ボスッ・・・」
仕事をしているとお客様スペースから聞こえる謎の音。
見当のつかない音に恐る恐る覗き込んでみると・・・
一心不乱に壁を叩く事務員さん。
こ、これは!
直感的に察しました。
「見てはいけないものを見てしまった!」
犬のぬいぐるみの顔面で壁を打ち付ける事務員さん。
お客様に笑顔で飲み物をお出しする彼女の
裏の顔を見てしまった!
血の気が引く私。
「いや違うんですよ!月を貼り付けてるんですよ!
この犬の鼻が貼り付けるのにちょうどいい固さなんですよ!」
それならば背の高い人に頼めばいいのに
誰もいないショールームでぬいぐるみを壁に打ち付けるのは
何か隠している事があるのかもしれません。
「無いですよ!!」
そんなこんなで出来上がったのがこちら。
毎度クオリティの高い飾り付けをしていただき
大変ありがとうございます。
「部屋を暗くして撮らないでください!!」
それにしても今年は大作だ。
この空一面のコウモリの数。
普段の業務をこなしながら作るのは
とても大変だったと思う。
「でかいのが親で小さいのが子供?」
「遠近法ですよ!遠近法!!」
空を埋め尽くすコウモリの大群。
それはさしずめヒッチコック監督の名作映画「鳥」のようです。
「だからなんでそっちに持っていくんですか!」
映画のような大群ですが、
パタパタと不規則に飛ぶ姿を想像すると
案外かわいいのかもしれません。
ちびっ子達はお店に来ると優しい事務員さんが
ハロウィンのキャンディをくれるので
安心して遊びに来てね!
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