ドイツにある1周約25kmの
世界一過酷と言われるサーキットで行われる24時間レース。
今年もスバルはWRX STIで参戦し、
予選はクラス1位通過している事を先日お伝えいたしました。
その本戦が6月22日~23日にかけて開催されました。
昨年は途中でエンジンが止まるトラブルに見舞われながらも
なんとか完走とクラス優勝を果たす事が出来ましたが、
今年はどうなるのか。
予選をクラス1位で通過したWRX STIは、
なんと予選で獲得したクラス1位を
一度も譲ることなくクラス1位でゴールしました!
クラス優勝おめでとう!
同クラスの2位に5周もの大差をつけての優勝です!
そして全体での順位もなんと19位という
大変素晴らしい成績を残す事ができました。
総出場台数が約160台中の19位で、
その中には大排気量のハイパワーモデルも走っている中、
これは大変すばらしい成績ではないでしょうか?
今年は昨年のようなレースが中断するほどの雨もなく、
基本的にドライの路面状況でした。
「雨が降ったらシンメトリカルAWDのスバルは速い」
ではなく
「雨が降らなくても低重心のスバルは速い」
を実証したのではないでしょうか。
毎年レースに参戦している車両はWRX STIですが、
スバルの車は基本的に同じレイアウトを採用していますので、
1.6リッターのインプレッサでも
背の高いフォレスターでもWRX STIに通ずる設計思想が
織り込まれています。
スバルの車が毎日普通に乗っても楽しいのは
もしかしたらこのような技術のおかげなのかもしれませんね。
これからもスバルをよろしくお願いいたします。