皆様今年のゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
今年は10連休だった方も多いのではないでしょうか?
まとまった休みが取れるこの時期に、
普段行けないところに行ってみたい!
家族の思い出を作りたい!
個人的にはフォレスターの実力も体感したい!
そう思い、家族4人でフォレスターに乗りこみます。
向かうのはここ。
東京の一歩手前の甲斐の国。
香川県からは約650kmほど走ります。
ナビの予想では9時間弱の時間がかかるとの事。
ゴールデンウィークですので渋滞も予想されており、
予想通り到着するのか心配です。
これまで一度に650kmもの距離を走った事などありませんので、
本当に走り切れるのかも心配です。
山梨県までは遠いので高速道路をメインに走ります。
途中、京都府で渋滞に巻き込まれます。
徐行運転や停止、発進を繰り返す走行が長時間続きます。
アイサイト付きのフォレスターであれば、
渋滞時でも「追従機能付きクルーズコントロール」で
アクセル、ブレーキ操作の回数が最小限に抑えられ、
とても快適に渋滞を抜ける事が出来ました。
アイサイト無し車での渋滞走行の疲労感を知る身としては、
あってよかったアイサイトを強く実感しました。
アイサイト付きのフォレスターは高速道路の巡航をほぼ
「追従機能付きクルーズコントロール」
通称「ついて行く機能」によって、
アクセル、ブレーキの操作をあまり必要とせず
長距離の高速道路を走り切ってくれました。
だから長距離の高速走行時の右足の緊張がほぼ無く、
とても快適に走る事ができました。
あまりに楽だったためか、渋滞が予想より少なかったためか、
予定より早く山梨に到着する事が分かったため、
手前の長野県で高速を降り、諏訪大社に立ち寄る事にしました。
諏訪大社は日本三大奇祭で有名な御柱祭(おんばしらさい)の
柱が祭られている場所です。
山から切り出された柱が神社の四隅の地面にに立てられています。
手水が温泉水で温かいのに驚きました。
諏訪大社からは諏訪湖沿いの渋滞を走りながら、
山梨県に入ります。
山梨ではここを外すわけにはいかない、という神代桜へ立ち寄ります。
世界最古の桜の木と言われる巨木です。
現在では枝の本数も減っておりますが、
明治時代の写真では、遠くからでも
その存在感を放つ枝ぶりであった事が確認できます。
訪れた際には花は散っていましたが、
それでも際立った存在感を放つ立派な姿を見る事ができて良かったです。
神代桜からは甲府市のホテルへ。
香川県から山梨県の目的地までの距離は677kmでした。
この状態でガソリンは4分の1残っています。
疲労感も思ったより小さく、
このまま東京まで走れ、と言われれば応えられるほどの余裕がありました。
フォレスターの長距離性能はとても高いと感じました。
香川県から山梨県までの燃費は16.5km/lでした。
車重が1.5トン、4WD、家族4人乗車+荷物の状態で、
途中2カ所の渋滞も考えると良い数値ではないかと思います。
ちなみに残りのガソリンで走れる距離の目安は240kmです。
山梨県の宿泊地から東京までは約130kmですので、
そのまま東京まで無給油でたどり着ける予想です。
満タンで走れる距離の長さが長いため、
長距離も余裕を持って走る事ができます。
翌日は富士山へ観光に行く予定でしたが、
雨模様のあいにくの天気と、富士山へ向かう有料道路が
「なだれ注意報」により通行止めになっていました。
5月なのになだれ!?
香川県民の感覚では驚きですが、
山梨県民にとっては当たり前なのかもしれません。
富士山は見えなくとも、山梨県には見どころが沢山あります。
上の写真は国宝の大善寺の薬師堂。
武田家とも関わりの深いこのお寺は山門から薬師堂まで
全てが見事で感動しました。
鎌倉時代に建てられた薬師堂には
ブドウを持った薬師如来像が祭られており、
甲州ブドウ発祥の地とされています。
だから境内にもぶどう棚があります。
だから勝沼はワインが有名なんですね。
山梨県には他にも、多くの見どころがあります。
ブドウ畑の中にぽつんとある国宝の清白寺。
入り口の通路が車1台分の幅しかない事もあり、
本当にこんな場所に国宝があるのかと思ってしまいます。
清白寺の本堂はもちろん素晴らしいのですが、
人生初の緑の桜を見る事が出来たことも大きな感動でした。
この日は他にもいろいろな観光名所を回りましたが、
一面のぶどう棚、美しい街並みなど、どこを見てもきれいでした。
この時点で山梨で動けるのは残り実質1日だけ。
果たして明日富士山は見る事が出来るのか?
後編に続きます。